Elbow examination
検診の第一目的は「早期の離断性骨軟骨炎をみつけること」です。第二の目的は内側上顆障害などの他の肘の障害の発見です。その他にも肩や膝、腰、足などの障害についても問診をして、必要に応じて診察します。検診は問診、診察、エコー検査からなります。診察では可動域、圧痛やストレス痛の有無を調べます。エコー検査は離断性骨軟骨炎をみつける鋭敏な検査方法で小さな病変部も拾い出せます。一連の診察の後に総合判定を行い、異常が疑われた場合はさらに精密検査をして、病期や病変の大きさを調べてから治療を開始します。