足の痛み
足の痛みでは、お尻から大腿の後ろ側、下肢の前にかけておこる坐骨神経痛で困っている方が多いと思います。長く座っていられなかったり、あぐらをかいて座れなかったり、長い距離を歩けなかったりなど症状は様々です。坐骨神経痛を引き起こす原因も様々です。腰椎の変形で起こるものもあれば、骨盤関節の障害でもおこります。臀部の筋肉が原因であることも少なくありません。原因に合わせて治療を選択することが大切です。
足関節や足底の痛みはスポーツをする人で起こることがおおい疾患です。足関節捻挫は足関節の内反で受傷しますが、意外と靭帯を損傷していることが多いものです。靭帯が損傷している場合はきちんと治療をしないと再発を繰り返したり、ひどい時には関節が変形してしまうこともあります。捻挫だからといって簡単に済ませるのではなく、捻挫の時こそしっかりと調べることが大事です。また、マラソンなど長距離を走ることで起こりやすい足底筋膜炎ですが、筋膜炎の治療を行うことと同時に原因を調べることも大事です。足関節の柔軟性が悪かったり、シューズが関節後方の神経を圧迫することによって起こることもあります。この場合は神経の治療も同時に行う必要があります。