腰痛は痛みが出てから4週間以内で軽快する急性腰痛と3ヶ月以上になる慢性腰痛があります。
急性腰痛にはぎっくり腰など痛みをおこす誘引がはっきりしている事が多く発症後3日くらいは痛みが非常に強く歩くことも困難な状態になります。これらの痛みに対して痛みを少しでも和らげることが大切です。
腰痛では、初診時に約80%が原因が特定できない非特異的腰痛と分類されています。最近になり、この非特異的腰痛も医療機器の進歩や診察の工夫により原因がわかるものが増えてきました。原因がわかれば、それに対する治療を行うことにより痛みが軽減できる可能性が上がります。そのために、腰痛診断に対しては従来通りレントゲンやCT、MRIなどに加えてエコーが用いられるようになってきています。